ほのぼの系おバカ満載コメディ映画。
ちょっと心が疲れている時に、何も考えずに見るには元気をもらえそうです。
監督は、「ヴェネツィア国際映画祭 新人監督賞」、「カンヌ国際映画祭 監督賞」、「ヴェネツィア国際映画祭 監督賞」と三大映画祭で監督賞を受賞しているエミール・クストリッツァ。
この「ウェディング・ベルを鳴らせ！」もカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるも、受賞はならなかった作品です。
「ウェディング・ベルを鳴らせ！」は、山奥ののどかな農村におじいさんと一緒に住む青年が主役。
ある日、自身の余命を悟ったおじいさんのいいつけで、牛を売ったお金を持ち、都会で「聖ニコラスのイコン（絵もしくは像）を買う」「自分のためにお土産を買う」「お嫁さんをみつけてくる」の３つのミッションをクリアを言い渡されます。
田舎に育った青年は、言いつけを守り、ミッションをクリアすることに努力を惜しみません。
おとぎ話の世界でしか今や見ることのなくなった人間大砲がでてきたり、コミカルでドタバタな展開が、最初から最後まで続きます。１２歳の少年のお眼鏡にかなったのは、年上の女性ヤスナ。
彼女をお嫁さんにするには、マフィアのボスとヤスナ、そして少年の三角関係をいかに攻略してお嫁さんにできるのか？
１２歳で婚活なんて早すぎる気もしますが、ツァーネ少年は見事ウエディングベルを鳴らすことができるのでしょうか？
「ウェディング・ベルを鳴らせ！」海外のドタバタおとぎ話系コメディとしてみてほしい作品です。